黒檜岳・くろびだけ(1976m)~社山・しゃざん(1827m)         栃木県日光市

2013年6月02日 (日)

メンバー:単独

 

家2:30→5:00県営赤沼駐車場(無料・トイレ有り)

 

赤沼駐車場5:30ー(ハイブリッドバス・¥300)ー6:00千手ヶ浜6:03~6:20黒檜岳登山口(分岐)~6:53尾根上~8:23社山分岐~8:27黒檜岳~8:32社山分岐~11:03社山(昼食)11:30~12:23阿世潟峠~12:43阿世潟~13:42歌ヶ浜駐車場(立木観音前)~14:00立木観音入口バス停14:33ー(¥540)ー14:49赤沼バス停

 

千手ヶ浜バス停下車後、歩き始めて立木観音入口バス停まで8時間

赤沼駐車場からバス利用し、出発して駐車場に戻るまで一周約9時間半

(休憩・昼食・バス待ち時間含む)

 

駐車場15:05→(東北道渋滞2箇所)→18:50家着

千手ヶ浜バス停(トイレ有り)
千手ヶ浜バス停(トイレ有り)

 昔(1984年)、秋に中禅寺湖スカイライン第二駐車場から、カメラを持って展望台~社山を目指して単独で歩いて阿世潟峠を過ぎて社山へ向かって登り始めた。笹が胸の高さまであり足元が見えない、なんとか踏み跡らしき道を登っていったら道が途切れ、その先は足尾側の崖だった。

(獣道に迷い込んだらしい)しかもカメラの具合も悪くなったので、そこからUターンで戻った。

 その時単独行の男性が登ってきて社山から千手ヶ浜に行くと言った。すごい人だな~と思った(小生の持ってた山と高原地図には社山から先は難路で黒檜岳から中禅寺湖畔への下山路は表記してない)

 

 

 2010年秋、千手ヶ浜から黒檜岳を登ったので今回はそれを延長して社山への周回ルートを計画。もちろん携帯電話・GPSも持って。

 

 黒檜岳手前の分岐から社山へ向かう、ブリキのマークはあるが未知の世界へ行くような感じ、一応地図とコンパスを出し、これから向かう方向を確認する。

15分くらいコメツガ林を進むと前が明るくなった!!

やっと笹(ミヤコザサ)原に出た(ヨシヨシ、一安心)

近くに、すっかり枯れた太い倒木があったのでザックを下ろし小休止。

これから楽しみにしていた笹の尾根歩き。

また地図とコンパスを出し方向確認。

 

 笹原を行くと面積の狭い樹林、そこを抜けようとしたら木陰に人がいてビックリ!!

「熊かと思いましたか?」って声かけられた。

歩き始めて尾根上で休憩している2人を抜いてから誰にも会わず、こんな所で出会ったからなおさらだ。よく見ると大勢座って休憩中。

(チョット見た感じ年齢は40~65歳くらいかな)

 「山の会ですか?」って聞くと

「ツアーです」

「エッ??こんな所にツアーあるんですか?」

「ええ、昨日は高山で今日はココ」

「10人くらいですか?」

「10人です」

登ってきた情報をお互い交換して先を急ごうとした時、途中で付けた熊鈴がない????(あの休憩でザックを下ろした時だ)

諦めかけたがハッキリ落とした場所がわかるので鈴を回収しに戻る。 鈴を拾って社山へ向かうとすぐ彼らとすれ違う「よく、(鈴)あったね~」と言われた。

 (往復約10分のロス)

 

 

 

 

 

 笹の中の踏み跡が数本現れるが尾根上を拾っていけばさほど問題はないと思う。小生も尾根脇のトラバース気味の踏み跡を歩いてしまった。本ルートを大きく外してないので心配はなかったが、乾いた鹿糞らしき物がたくさん有り匂いもした。獣道か??

以前見た鹿糞は一箇所に、まとまっていたのを見たが、ここはそこいら中に散らばっている。

 

 天気もまずまず、新緑、笹の尾根を楽しみながら歩く。(ガスッたらコース取りが大変だと思った。)

 

 社山手前で右膝に少し違和感が出た。山頂手前で満開のシャクナゲが有り思わずレンズを向けた。

山頂を過ぎた右下に大岩があったので、直射日光を避け、その岩陰で昼食タイム。

 今日は、小生にはロングコースなので昼食はゆっくりしない、少し痛む膝で下山開始。(鎮痛剤を忘れたことを後悔)

 

 阿世潟手前でお腹の赤いキツツキを見つけレンズを変え追うが動きが早いのと木の向こう側へ回ってしまうので簡単には撮れない。

 

湖岸通りに出てバス停まで約1時間20分テクテク歩く。

 

 

後書き

 

日曜日の日光方面の天気、金曜日は☂だが土曜日は☁に変わった。新潟方面は☼模様だがいろいろ考えてパス。ここは小生にはマイナーロングコースなので食料多め、雨対策、ツェルトなど持って山歩き。

紅葉時期も歩いてみたいが交通渋滞が・・・

 

 下山後、バス待ち時間で疲れた足のストレッチをしたら月曜日に足のふくらはぎ筋肉痛は無かった。少し大腿筋は痛いがストレッチの重要性を十分に感じた。

 

着替え後、満足感と“ゆば”をお土産に帰路についた。