北岳3192.4m   山梨県

2013年8月17日~18日(土・日)

メンバー:本人・S姉・妻

 

17日(土) マイカー規制のため市営芦安駐車場(無料)に駐車 

 家1:00→3:25芦安(第五駐車場)4:50ー(乗合タクシー)ー5:57広河原バス停      トイレは第三駐車場に有り

 

広河原(ひろがわら)6:30~6:54分岐(御池小屋・二俣)~9:22二俣9:30~11:56分岐(肩ノ小屋・御池小屋)~12:20分岐(小太郎山)~13:11肩ノ小屋(テント場)

  登り約7時間弱(休憩含む)

 

18日(日) 肩ノ小屋4:42~5:34山頂6:11~6:45テント場(朝食・テント撤収)8:08~8:42分岐(白根御池小屋・二俣)~10:03白根御池小屋10:54~(休憩数回)~13:37分岐~13:55広河原山荘~14:03広河原バス停

 

広河原バス停14:10ー(バス)ー15:05芦安バス停

バス・乗合タクシー共に、片道¥1100/1人

 

芦安第五駐車場15:50→19:30家着

 

 昨年、妻と山の話題で「来年は還暦だから、記念に富士山でも登ろうか?」な~んてな話をしていたが、今年富士山が世界遺産になったって事で、登山者が3割がた増えたらしい。

それでなくても登山道は登山者で渋滞なのに・・・・

アリの行列みたいな登山は出来れば避けたい小生としては、富士山の次に高い山に妻を誘う。そして姉にも声をかけて三人で北岳山行決定。

姉は小屋泊まりでウチらはテント泊。

 

土曜日早朝、芦安駐車場に着くも第一~第四駐車場は満車!!

第二駐車場向かいのバス停に、係りの人が居たので「タクシー乗り場は4時頃から並ぶんですか?」って聞くと「ああ、乗るんだったら、そこに荷物を置いて車を下(駐車場)に置いてくればいい」って言われ、三人分ザックと二人を置いて1番で並んだ。

 二人を残して駐車場に車を置いて、暗い道をライトを点けてタクシー乗り場(第二駐車場)へ戻ると、1台目の乗合タクシーが来ていた。運転手さんが「乗って休んでていいよ」というので、一番乗りで発車まで1時間以上待つ。

AM 4:30
AM 4:30

 広河原に着いて、トイレを済ませて朝食そしてストレッチ。

今日は長丁場、標高差約1500mを登る。そして暑さと高山病に気をつけて重いザックを背負って歩き出す。

 今回も、昨年同様30分に一回の休憩でゆっくりと・・

大樺(おおかんば)沢の左岸から右岸へ、また左岸へ渡り雪渓が現れると、右上に仮設トイレが見えた(二俣だ)

二俣からの登りは、日差しが強くなり木陰を探して何回か小休止。

 

小太郎山への分岐まで登ると視界が開け、高所に来たな~って感じ。

記念写真を撮り、クサリ場を過ぎるとわずかで肩ノ小屋。

 

 小屋でテントの申し込みをして(¥500/1人)テントを設営しようとしたら、何だか頭の回転が悪いし少し吐き気がした。何とか姉に手伝ってもらいテントを張った。昼食と夕食を兼ねて小屋前の空いたテーブルで食事の用意。今回も去年と同じく“スキヤキ”だ。

三人で牛肉500gとネギ・舞茸・麸。姉も卵焼き・パプリカ等

デザートは梨・巨峰・・

缶ビールを買って「カンパーイ」

「肉は残せないから先に食べて、ネギと舞茸は少しづつ入れて」

「生卵は6個あるから1人2個当て」

 

 小生が「タバコ吸ってるせいか、何だかテントからここまで上がって来るのがキツイんだよ」っ言うと、タバコを吸わない姉と妻もキツイらしい。 

もしかすると、三人とも軽い高山病か?ハードな山登りで疲れたか?

 

食後、明日山頂を目指す予定で姉は小屋の中へ。ウチらはガスっているので夕景が見られるか判らないが、テント内で小生は酒を飲みながら時間調整。

 

18日(日) 肩ノ小屋~山頂~肩ノ小屋~白根御池小屋~広河原

 夜中、数回目が覚め空を見上げるがガスがうっすらかかり、クッキリ星が見えなかったが、4時前に見たら雲が切れた。

テントの中で、カメラの設定しミニ三脚をセットしてヘッドライトを点けてテントの外へ出る。

近くの岩の上に、三脚を置き数カット撮る。東の空がほんの少し明るくなった、その右上にオリオン座が見えたのでパチリ。

 

 その後、三人でライトを点けて山頂を目指す。昨日より呼吸と足取りも軽い、やはり薄い空気に慣れたか?。

 山頂には、既に20人位雲が切れるのを待ってる。とりあえず記念写真を撮りウチらも待つ。山頂三角点のすぐ近くに初めて見る[タカネビランジ]が咲いていた(ラッキー)

 そうこうしているうちに、雲が切れ始めブロッケン現象が近くで見えたり遠くで見えたり・・・

雲が少なくなり360度の絶景が・・・

 思わず「最高だね」って声を出してしまったら、近くに居た女性が「そう、最高だネ」って。

 

 テントを撤収し、朝食を済ませて下山。

白根御池小屋で冷たく美味しい水を飲み、その水でドリップコーヒーを楽しむ。姉がソフトクリームをご馳走してくれた。

 

 お土産に空の容器へ水を3リットル、ザックに入れたら、やはり重かった。

 

 広河原山荘まで、あと30~40分位の疲れている時、

なんと!なんと!登山道脇に[レンゲショウマ]が数株咲いていた!!!

それを見た途端に元気なったから、あら不思議。

 

下山届けを入れ、つり橋を渡りバスチケットを購入。

何とか14時10分発のバスに間に合った。

 

後書き

 ブログで、肩ノ小屋の水が塩素臭くて、マズイというのが多く見られたので1リットル買ってみた(¥100)。そのまま飲んでみたがそれ程ではなかったので良かった。

ま~、雨水に塩素を入れる時、チョッとしたさじ加減で濃くも薄くもなるから仕方ないか?

 それより、水を入れる時、カランは銭湯のカラン同様カランの頭を押し続けないといけない。(離せば止まる)

それは、水が大切だから良いが、カランからの水の出が悪い

(バルブで絞っていると思うが)

1リットル貯めるのに2分位かかる感じ(測ってはいないが)

もう少し、水の出が良くてもいいのにと思った。

ミネラルウォーターは、1本(500ml)¥400で販売していた。

 

三等三角点の所の表示板に「白根岳」書いてあった。

北岳・間ノ岳・農鳥岳を白根三山と言うようだ。