茂来山(もらいさん)1718m 長野県佐久穂町
2011.12.18(日)
メンバー:本人・S姉・妻
家3:56→6:58駐車場着
霧久保沢コース
駐車場7:15~8:16コブ太郎(トチノキ)~9:30尾根(分岐)~9:45山頂10:10昼食11:15~12:46林道(登山口)~13:03P着
約6時間(休憩・昼食含む)
駐車場13:15→16:30家着
霧氷を見ようと妻と姉を誘い茂来山へ出かけた。
ゲート手前の駐車場へ着くと松本ナンバーの車が1台先着して車内には人がいる、これから登るのか?
風は無いが寒い。ゲートを越えて林道歩きから始まる、橋を渡りさらに行くと登山道入口、少し進んで小川を渡り左手に沢を見ながらしばらく緩く登る。
歩き始めて約1時間で“トチノキ・コブ太郎”に着いた。
この辺から勾配がキツクなり雪の下の霜柱が10cm前後あり雪に足を乗せスリップしないように踏み込むとザクッと足が沈み込む、歩くたびに沈むので歩きにくい。
尾根上に出ると槙沢登山口からのコースと合流。雪は薄く数分で茂来山々頂へ、山頂に着くと「ワーッ」と思わず声が出る。
山頂からの景色を楽しんだ後、東側の広場へ降り早めの昼食。
今日は寒いので、山では一度も開いた事の無いツエルト(1~2人用)を張ってみた。
地表が数センチ凍っていたので張り綱を止めるペグがなかなか刺さらずちょっと苦労した。
小生が奥に入りあぐらをかき、2人が入口側へ座る、内部でコンロを使うとなると2人の足は外にはみ出る。それでもツエルト内は外より暖かいと2人は言っていた。
小生のお尻の下には座布団があるが薄シートの下は凍っているから“すね”が冷えてきたし、しかも簡単には体勢が変えられない。
これで、この時期一晩過ごすのはかなりキツイと感じた。だが、これがあると無いでは大違いだろう。
食後の空は雲が広がっている、ザックに付けている温度計はマイナス4度、風も加わりかなり寒い、久しぶりに頬が冷たさを感じ急いで下る。
分岐から北斜面に降りると風がおさまり寒さが和らぐ。
帰路は雪が解けてグジャグジャ道になると思っていたがまったく解けた箇所が無く靴が汚れなかった。
本日、軽アイゼンの出番は無かった。
出会った登山者は数人、静かな山歩きが出来た。
霧氷は無かったが360度の景色には3人満足。