武尊山(ほたかさん) 2158m  群馬県               田代コース

 

2010.10.24(日)

 

メンバー:本人.妻

 

駐車場(スペース5~6台)6:10~6:35田代湿原~7:58武尊牧場分岐~9:34クサリ場~10:03前武尊分岐~10:12水場~昼食11:15(下山)~12:50武尊牧場分岐(避難小屋)~13:57田代湿原~14:30駐車場着

 

 小休止含む (登頂せず)

 

 

 群馬県北部、日曜日の天気は金曜日の予報では曇り時々晴れ、しかし前日の土曜日になると曇りの予報に変わり下り坂とのこと。

 

 暗いうちに関越道を北上、空は一面の雲、時々丸い月があるのが判る位に雲に明るい所がある。今日の天気は大丈夫か?

 

 

 

早朝の駐車場から  (無料.トイレ無し)
早朝の駐車場から  (無料.トイレ無し)

 

 

 

 『奥利根水源の森にあるトイレを拝借し駐車場へ、まだ暗いが腹ごしらえをして歩く準備中一瞬朝焼けが。

 

 ネットを見ていると、3時間半くらいで山頂へ行けるらしい、うちらは遅いから4時間みて10時ごろには着けるか?

 いや、それより天気が心配だ、雨が降らないまでもガスってきたらUターンかな。

 

 歩き始めて20分ちょっとで田代湿原。案内板.ベンチが新しくなり数も増えたか? 小休止して武尊山へ向かうとなんと登山道に落ちている枝木からナメコが!!!!

田代湿原の手前でもチャナメツムタケが数本。

(山歩き止めてキノコ探しに変更か)

 

 快適なブナ林、無風で静かな登山道の落ち葉を踏みながら行く、針葉樹が増えてきて、湿原から1時間半くらいで分岐点。

 

小休止で右に進むがここから先、傾斜がきつくなる所までの間、暫くはぬかるんだ道で閉口。

それに背の高いネマガリタケで周りの景色があまり楽しめない。

 

 

 

 

 

 

 

 森林限界あたりから景色も楽しめ、ぬかるんだ道から開放される、少し行くとクサリ場3連続、最初のクサリ場が1番きつい。

 

 妻が「これ、登れないよ~、登ったとしても降りられない」

 

 どうも様子がおかしい?

 

 「最初に登るから見てて」

上から声をかける「初めの左足がそこの岩に掛かれば大丈夫。そう、そう」

 

 後のクサリ場は難なく乗り越えると、ハイマツと背丈の低い笹に変わる。中岳から家の串への稜線が目前に見える。

 

 妻が「(頂上は)まだ~?、もういいよ(この辺でお昼にしよう)」と言う。

 

 (座れる場所が無いし、ここで引き返すにはチョットもったいない)「そこの稜線までいって考えようヨ」4時間近く歩いているので仕方が無い。

 

 妻が後から稜線(前武尊への分岐)に着き、顔の表情が変わった。「ワァ~すごい、富士山も見えるヨ!!」

 

 少し武尊山方向へ行くと右側に水場が在り水がチョロチョロ流れてる、手を洗い水を口に含んだ。中岳山頂まで僅かなのに水がよく出ていると感心する。

 

ここから武尊山々頂往復約1時間、もう10時を回っている、いろいろ考え、

 「この水場の先にチョットした広さのザレ場で昼食にして、この景色をゆっくり堪能後Uターンしよう」

 

 今回もキノコうどん。

具材はナメコ、チャナメツムタケ、ムキタケ、卵、ねぎ 

 

 

 

 

 

 

 楽しい時は時間の経つのが早い、名残惜しいがこの眺望を焼付け、下山開始。

 

 あのクサリ場も妻は難なくクリア。ぬかる道も復路は少し水気が引き、往路よりラク。

 

 牧場コースとの分岐に来ると、その正面奥に赤い屋根の避難小屋が見えた。分岐点から20m位牧場コースを行った左側に建つ。中を覗いたら思っていたよりきれいだった。

 

 静かなブナ林の中を田代湿原へ向かう。

 

 田代湿原で小休止。

ゆっくり降りて無事下山P着。

 

 

 

 

 

 

 

武尊避難小屋

 

 

 

小屋内部 土間とコンパネ張り

   ブナ林の登山道
   ブナ林の登山道

 

 

 後記

 

 帰路妻が「お昼食べたら元気が出たの頂上へ行こうかって言おうと思った・・・」

 

 「早く言ってよ~、そーしたら荷物を置いて、空身で行って来る方法あったのに・・・・」

 

「でも、キノコの鍋焼きうどんも食べられたし、いい景色も見れたし良かったネ、今日はこれで満足」

 

 帰宅車中、夕方のラジオ交通情報で、「今日は日本中混んでいます」って。その中に居ました、雨が降り出して中禅寺湖畔と東北道の渋滞で家に着いたのが21時過ぎ。