谷川岳(双耳峰) 天神尾根ピストン   群馬県・新潟県

トマの耳1963m・オキの耳1977m

2014年4月27日(日)

メンバー:単独

 

家3:35→6:40谷川岳ロープウェイ駐車場(¥1000)

 

7:14ロープウェイ天神平駅H1319m7:30~8:40熊穴沢避難小屋~10:11肩ノ小屋~10:24トマの耳・オキの耳(往復約40分)トマの耳(休憩・パン食含む)11:35~13:20ロープウェイ天神平駅

 

天神平駅からピストンで約6時間(小休止含む)

 

駐車場14:07→16:30家着

2014.4.27 谷川岳
2014.4.27 谷川岳

 天気が良さそうなので山歩きを計画。だが、久しぶりなのでハードな山歩きは無理。

低山の花を求めるか?雪山に向かうかで少し迷ったが雪山を選んだ。

 ロープウェイを利用して天神尾根ピストンなら歩けると思った。谷川岳は夏は暑いだろうし、秋は紅葉で混雑するだろう

(秋にも登りたいが)

 

 気温が上がるとの予想だが、一応山スキーに行くような格好で10本爪アイゼンで登り始めたが風はなく、すぐに汗をかいてしまった。

 急斜面を登りきった平らな場所で小休止、オーバーズボンを脱ぎ上着一枚とベストを脱いだ。

 

 トラバース気味に少し行くと、前を行く登山者が4~5人立ち止まっていた。何かと思いながら後ろに付いて少しずつ進むと、高さ5~6mの岩場の下り急斜面。ロープはあるが一人づつ慎重に通過していく。

 

 熊穴沢避難小屋で小休止後、肩ノ小屋までの直登がザックが重いのか朝食にパン1つだったからか?非常にキツかった。

 

肩ノ小屋では休まず目前の山頂へ向かった。

 ザックを下しパン休憩。

この辺は露岩しているのでアイゼンを外し、カメラだけを持って北側のオキの耳への往復。

 

 戻って、少し春霞掛かった360°の景色堪能し名残惜しいが下山開始。

 

 ここまでアイスバーンは一箇所もなかったのでアイゼンを付けずに降りる。雪質はザラメ?腐れ雪?って感じで、カカトからガツガツ踏み込んで降りる。

 

尾根上を歩いていると時折冷風が火照った体を冷やしてくれる。

 あまりの気持ちよさに足を止めて風を楽しむ。

尾根から外れると無風状態で、太陽光と雪の照り返しで下山時でも汗が出るほどだ。

 

 少し靴をフラットにしてスキーのように滑らせてみたが、バランスを保つため筋力が要るので疲れた体には難しい。

 

 思いのほか疲れっきて天神平駅に着いた。

 

近くに居た2人組の男性登山者が「疲れたね~なんだか砂の上を歩いているような感じ」って、会話を聞いて小生も“同感”と思った。

後書き

 

 [谷川岳]は、あまり良いイメージが無かった。

昔、クラスメートが谷川岳で滑落し、木の枝に引っ掛かって救助された。

 後から彼に「救助されるまでどうしてた?」って聞いたら

彼は「ザイルで体を固定してた」

な~んて話を聞いてから今まで足が向かわなかった。

 

 しかし、行ける内に行ってみようと・・・

行って良かった。また行きたくなる山だ。

 

帰路、水上町(みなかみ)辺は、桜・桃・黄色のレンギョが満開で車窓からの花見も楽しめた。