蝶ヶ岳2677m (北アルプス) 長野県
2012.9.15~16(土・日)
メンバー:本人・妻
15日(土) 家0:50→5時頃、三股駐車場(1350m)
駐車場5:35~登山口~力水~まめうち平~分岐(大滝山へ)~12:05蝶ヶ岳ヒュッテ(テント場)
登り約6時間半(休憩含む)
16日(日)テント場8:00~14:55三股駐車場
下り約7時間(休憩・昼食含む)
駐車場15:05→21:10家着
予想通り駐車場は満車でなんとか路肩駐車。準備をして歩き始めようとするが、どうも体調(腸)が思わしくない。
腹が痛いわけでもないし下痢をしているわけでもないが何となく便意が続く。正露丸を2錠飲んで山歩き開始。
駐車場の奥に車止めのゲート、それをすり抜け砂利道を約800m行くと小屋があり、この時間から人がいて入山届けを渡す。
少し行くと右に常念岳への分岐を過ぎると暫くは一本道で迷うことは無い。
水場で1.5Lポリタンクに給水し重くなったザックを背負う。今回は一眼レフと交換レンズ1本それに三脚が増えてしまった。
(欲深いから・・)
約30分に一回の休憩をし軽く食べ物を摂る。道端のキノコを少し採って行くが、休憩時は神経がお尻にいってしまう。歩き始めるとそれは解消されるのでゆっくり休めない(2~3分)
妻には“申し訳ない”と思い訳を話す。追加で正露丸3錠飲む。
2180m付近の枯れた沢を過ぎ道幅の狭いトラバース気味の道を行くと左斜面にトリカブトの花があったので立ち止まってカメラに2カット収めた。
その直後右足を無意識に出したら登山道からずり落ちた、落ちたといっても数十センチで右手で太い草を掴んで体勢は保てた。
チョット急斜面だがこの位のスリップはキノコ狩りの時には間々あることで本人は全然焦らなかったが、妻と近くに居た登山者はビックリしたようだ。(小生のうっかりミスで反省)
すぐ登って登山道に戻った。
よく見ると登山道の谷側が少しえぐられていた。その抉られた箇所に右足を置いたようだ、その様なのが近くに数ヶ所あった。
歩き始めて5時間くらい経つが体調(腸)が戻らない、以前にも同様の事があったが飲み水を控えて汗をかいている内2時間も経たないで良くなったのに・・・
妻に、「オナラしたくなった」って言ったら
「すれば」
「オナラじゃー無かったら?・・・」
二人共、膝に違和感が出始める(マイッタ)
小生はオナラが出て気分がよくなる。大滝山への分岐を過ぎるとハイマツ帯になりテント場間近。
重いザックをテン場に置きヒュッテで受付¥500/1人
ヒュッテで缶ビール(500ml)4本買い、テントを張りビールでカンパーイ。
鍋焼きうどんとおにぎり食べたら妻はテントの中で昼寝。
小生はカメラを持って付近を散策。
妻を起こしテン場南側にある山頂へ。
西側にある穂高連峰上部は雲の中、槍ヶ岳も同様。時々常念岳が雲の切れ間から見える。
風も穏やかで一枚羽織れば十分、他の登山者も雲の切れるのを期待しながら西の山々を眺め山座同定ている。
17時頃夕飯の準備、この時間のテント場はテントで一杯になった、雨が降ると思いテントの中で準備を始めたら短時間雨が降った。
ビールを少し飲み久しぶりにウイスキーを炭酸で割りすき焼きを食べ、明日の晴天を期待して19時に寝る。
16日
4時半頃目醒め外を見ると夜が明け始めていた。
もう少し早ければ満天の星が見えたが・・・
妻と一緒に外に出てご来光を見る。風もほとんど無く絶景を楽しむ。
穂高・槍・大天井・乗鞍・富士山・八ヶ岳etc。
テントの中で朝食。
アッ!!テントの中から槍の穂先が見えた!!
8時下山、二人共膝をかばって登りと同じ位の時間を掛けて駐車場へ。
妻の初北アルプス、初テント泊
楽しんで貰えただろうか??
後書き
『いつもの大馬鹿をやってしまった』
その1
翌17日、カメラのデータをPCに入れてるとき
一眼レフのカメラのデータを全部消してしまった???!!!
それは、
カメラからCF(メモリーカード)を取り出しPCに差し込む。
そのままデータをPCに入れてから処理するなり削除すればいいのにPCに入れる前に(カード内を)処理し始めた。
その後、画像全部をPCに移動させようとしたが移動先のフォルダが画面上に無かったのでフォルダを出して移動しようとしたとき、1枚不要なのがあったので1枚削除したつもりが全部一瞬にして消えてしまった。
消したデータは、もちろんごみ箱にも行ってない。
アッッアァ~~~~~~アァ~~~~~~~
山の写真は予備のカメラで撮ったのと妻のカメラの画像です。
その2
下山前、膝にシップを張りそのシップがずれない様に包帯を巻こうかテーピングテープで押さえようかチョット迷った結果、テープで押さえた、ついでに膝が深く曲がらないように余計にテーピングテープを素人的に巻いた。
ここまでは良かったが降りる道でもキノコを見つけ深くしゃがみ込んで何枚か撮った。
これが非常に良くなかった。
その結果が