由布岳(豊後富士・ぶんごふじ) 大分県
西峰1583.5m・東峰1580m お鉢巡り
2012.11.24(土)
メンバー:本人・妻
9:00駐車場(正面登山口)9:30~10:20合野越(ごうやごえ)10:33~11:49マタエ11:58~12:19西峰12:24~13:25東登山口分岐~13:40東峰(昼食)14:04~14:19マタエ~14:50合野越15:12~16:00駐車場
6時間半(休憩・昼食含む)
昨日、由布岳に登る予定が天候が悪く今日に変更。
今日の天気予報は曇りから回復し昼頃から晴れるとの事、それを期待し湯布院から由布岳正面登山口駐車場へ向う、由布岳はすっぽりガスに包まれ駐車場に着いた時は雨。
しかし、ここ無料駐車場は満車状態、なんとか隅に停めて天気の様子見。
妻が「雨が止まなかったら登るのやめよう」と
「ウゥ~~~~・・・・」
少し先に専用バスで着いた30人位の団体さんはトイレに行ったり東屋の中で準備をしてる。
小雨になってきたので
「行こう。ザックが小さいからザックを背負った上にカッパを着よう」
なんとか天気予報が当たりますように・・・
西峰で記念写真を撮り“お鉢巡り”に向う。
少し行くと岩陰に雪が残っていた。
北側斜面の木々は霧氷でキレイだ。(青空だったらもっといいのに)
たしか、10日位前のニュースで、寒気が入り由布岳東側の鶴見岳山頂が今年初めて霧氷になり、ロープウェイで上った観光客が震えていた映像がテレビに流れた。
チョット滑りそうな登山道をコルまで下り、そこからお鉢巡り山場の岩登りが始まる。ここはクサリが無いので確実に三点支持を守らないとキケンだ。
すぐ前をいく若者がコース取りに苦労していた。小生が岩の右側にルートが在るか確認したら無いので
「そこの岩を上るしかないよ」と声がけをしたら
「ここを登るんですか?」と
さらに先に行くと今度は岩を降りるとき彼が片手片足を同時に移動し少し不安定だった、それを上から見ていた小生は少しヒャッとした。
見かねて彼に「こうゆう所は三点支持したほうが良いよ」 って言うと
「三点支持って何ですか?さっきから三点支持って言ってたみたいけど」
岩場では妻に三点支持を何度もいい、手がかり足がかりの場所を細かく言っていたのを聞こえていたのか。
三点支持を説明し少し行くと、また垂直に近い岩場降下で小生の目前、彼は確実に降りた。あとで彼が
「三点支持を教えてもらって良かったです」って言ってくれた。
東峰へ向かい高度を上げると又霧氷の木々。
東登山口への分岐まで来ると少し緊張がゆるんだ。東峰迄わずかだ。
妻が分岐の案内板を見て
「 お鉢巡り“難コース”って書いてあったよ。知ってた?」
知ってたし由布岳のメインディシュだもんね
山頂風下でガスの切れるのを待って昼食。
ポットのお湯をカップうどん“どん兵衛”1個に注ぎ出来るまでの間、冷たいおにぎり・サンドイッチを食べウドンは妻と分け合う。
飛行機には安全の為ホワイトガソリンはもちろんガス缶も乗せられない。缶入り固形燃料なら良いかと国交省に確認したら、やはりダメとの事で今回は火は使わない。
霧も切れそうに無いしじっとしていると寒くなった(簡易温度計は3~4度)ので下山開始。
途中、アラレが降ってきて雨具がポツポツ音を立てる
合野越でゆっくり休み、背丈の低い笹原を下れば山歩き終了。
妻の膝は問題なく快調な歩みだった。
余談
下山後、鉄輪温泉に向けて車を走らせたら例の若者(大学生)が駐車場向かいのバス停で一人バスを待っていた。
聞けば別府に行くと言うので「よかったら乗る」といったら乗ったので別府駅近くまで送った。
彼はスニーカーだったので岩場で足の爪が剥がれるのかと思うほど足が痛かったと言う。
これからも山歩きをやりたい様なことを言った。
見た感じ今日は雨具も食料も持たずに歩いたようだ。
別に叱りはしないが、チョットお金がかかるが登山靴と、いい雨具位は有ったほうがいいと・・
何となく、汚れを感じない素直な好青年でした。
久しぶりの本格山歩き、妻も今日(26日)筋肉痛