御前峰ごぜんがみね2702.2m(白山)    石川県

2012.7.27(金)~2012.7.29(日)

第5回実技講習 2012登山セミナー

総仕上げ山行

メンバー:43名(セミナー生13名・同好会14名・役員16名)

 

川口駅西口20:35→5:30別当出合

 

7/28(土)

別当出合6:06~6:52中飯場7:09~8:32甚之助避難小屋9:00~10:33黒ボコ岩10:46~11:22白山室堂ビジターセンター(山小屋)11:50~12:30御前峰12:54~13:34翠ヶ池~14:30ビジターセンター

行動時間約8時間半

 

7/29(日)

白山室堂6:16~7:40殿ヶ池避難小屋7:54~9:02別当坂分岐9:25~10:33別当出合

行動時間約4時間越え

 

温泉入浴13:05→22:20川口駅西口→22:55家着

別当出合(登山口)
別当出合(登山口)

 昔、羽田から飛行機に乗って小松空港へ行った時、小松空港手前で眼下に真っ白い大きな山があった。それが“白山”だと後から知った。

まさか、その山を今回登れるとはなんとうれしい事か。

 

 四班編成で別当出合から吊り橋を渡り砂防新道で登山開始、傾斜がきつくなるが石が階段状に丁寧に積まれ登山道がよく整備されていた(有り難い)

中飯場さらに甚(じん)之助避難小屋と水が豊富で小屋の中は見なかったが良さそうな感じ。

 花も徐々に現れ避難小屋手前からは景色も楽しめ高山に来たんだな~って雰囲気だ。

黒ボコ岩に向う途中の沢の水を飲んだら冷たくて美味しい~(感謝)

 

 登り始めて5時間チョットで室堂ビジターセンターに着いた、ザックをデポして水とカメラを持って御前峰に向う。

 山頂で記念撮影して大汝峰(おおなんじがみね)に向かい一旦下って残雪を踏んで翠ヶ池に行くが時間が押しているのと、あの残雪のところで“迷子”?の外国人男性一人を会長らが保護し携帯電話の電波の通じる所でビジターセンターと連絡しあう・・・等々有り。

 大汝峰へは行かず千蛇ヶ池側からビジターセンターへ戻る。

 

 

 

 山小屋に戻り北側広場で皆で冷たい缶ビールでお疲れさーん・・・・ウマッ !

 

 夕食後、皆が一部屋に集まり、軽くお酒を飲みながら懇親会。

日没を見に外へ出ると雲があるので東側の夕日に染まる雲をパチリ。

夕日を見るために多くの登山者が玄関先に集まり歌を歌っていた、その姿を後ろからパチリ。

 

朝食用のお弁当をザックにいれ、19:40床に入りzzz

 

7/29(日)

2:40起床、毛布をたたんで3時前にザックを担いで外へ。

空は“満天の星空”でうれしい気分。

標高が高い為か星に近づいた感じだ。

ザックに付けてる温度計は12~3度。寒く感じない。

半袖で歩いている人もいた。

 

 日の出を山の上で拝もうと3時半頃ほとんどのメンバーが集合、ストレッチをして4時ごろ御前峰に向う。

小生は、体力温存の為わがまま言ってパスさせてもらった。

朝食を摂り小屋の前で日の出を待つ。

 

 

 6時過ぎ昨日同様四班編成で下山開始、黒ボコ岩(分岐)から観光新道を降りる。お花畑に着くと百花繚乱初めて見る花が多く、花の名が分からないが花に詳しいYさんが親切に教えてくれた。

 

 いっぱい花の名を聞いても頭に入らないが“シモツケ”“シモツケソウ”が別物だと教わりビックリした。

小生は呼び方が違っても同一物だと思っていた。

 

シモツケソウ(下野草)は名の通り草本でバラ科の草で葉は手のひら状で5~7に深裂する。

シモツケは(下野)は木本(もくほん)でバラ科の木で葉は卵形披針形である。

この2種が同じ場所に咲いていたのを教えてもらい最高の自然観察が出来た。

 

 別当坂分岐からは急勾配で慎重に降りる。途中沢の水を飲みペットボトルに水を補充しさらに降りる。

作業道路が近づいてきたら別当出合はもうすぐ、吊橋を左に見て無事下山。

 

ストレッチ・終了式後バスに乗り込み帰路。

 

 

後書き

 

今回久々の山小屋泊まりで荷物の整理のヘタさが身にしみた。

寝る前、ザックに荷物を入れたら来た時より膨らんだ!?

朝食用のお弁当が増えたがそれどころではない感じ。

(山なれた方はやはりパッキングが上手)

 

綺麗な花を見ると花に見惚れて、ほとんど他の部位を観察していないことが多い、なので花の名前を探すと分からなくなる。

もっと丁寧に観察をしなければと・・・

アッ!!花に限った事ではないな。と思う次第

 

皆さん、お世話になりました。有難うございました。