燧ケ岳(ひうちがたけ)  福島県

2009.4.29(水)

メンバー:単独

 

御池7:25~広沢田代~熊沢田代~2255m地点~13:40御池P

御池まで車が通れるのを待って燧ケ岳へ、専門店で2回修理した兼用靴の状態がどんなものか楽しみに。ただしまだ山スキーは3回目なので不安もある。

 

 今日は、入山者が多いようだスノボを担いで上る人も。準備をして樹林の中へ、はじめは平坦で少し行くと登りが始まる、シールを着けてるが苦労する、前を行く10人位の混合パーティーの女性も苦労してた、その中のベテランらしき男性がクトー(板につけるアイゼン)を着ける、それを見て小生も着ける。(初めて着ける)

 

 何とか登りクトーを外す、すると平坦で木も生えてない広沢田代。風の通りがよく雪紋がきれい、そこを過ぎるとまた登りに、頑張って登るも勾配がきつく左寄りに斜めに上る。捲いて右寄りに行くと熊沢田代、だんだん燧ガ岳が近くになり、見晴らしもよくなる。

 

 また木々の中を登る、息が切れる。日焼け止めを塗るの忘れてた。(残念)

 もう少しで森林限界を越るが足が重い、やっと越えると皆が左へ、トラバースぎみに上っていく小生も後につく、前を行くご夫婦の奥さんが難儀をしてる。男性が振り返り「先に行ってください」、「いいえごゆっくり」(コースを変えるにも左右アイスバーン気味.ウ~ン)

  止まって奥さんの立て直すのを待つ、後ろに人が並び始める。 

 

「ア~ッ」

 右上から若い男性が腹ばいで落ちてくる。

何とか小生の2~3m後ろの列のところで止まる、皆巻き込まれなくてホッ。その男性は体勢を直しまた一人上っていく。

 

 そんなのを見ていた小生が5m位滑落。下に人は居ないし傾斜は緩くなるので不安はなかった。(後にGPSで確認したところ15m位だった、滑落地点2255m頂上まで高度差約100m)しかし此処から上るのは疲れる、恥ずかしさもあり、キックターンしてトラバースを始めた付近へ戻り小休止、時計を見ると11時半?..あと30分で頂上に着けそうもない?、さっき滑落のミニショック、ないわけではない。下山が頭をよぎる。近くにいた4~5人の人たちは、ここから板を担ぐ準備を始めた。小生も担いでいくか?... (シールの始末の仕方がうまい、勉強になりました)

 「上、行かないんですか」声をかけられた「ええ、もうバテバテです」決まり。

 

 こんな天気のいい日に頂上で写真を撮りたかったが今日は諦める。 パンを少しかじりシールを外し下山の準備、なんか気がラク~になった、上から降りてくる人、これから登る人々、結構雪質もよく気持ちよく下りる熊沢田代を過ぎ上り返さず東にまく、景色をたのしみ一服。樹木の間を滑るも思うように滑れない、ほかのスキーヤーにどんどん追い越される、何回かコケル。平らな所までくれば駐車場は近い、駐車場へ着き、板を外す?アッ!!

 靴のフリーをロックするのを忘れてた(情けない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御池駐車場
御池駐車場
GPSトラックログ
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